住友林業株式会社は4月20日、同社独自のビッグフレーム構法(BF構法)をさらに進化させ、選べる天井高と開放的な大空間が可能な戸建注文住宅「The Forest BF」を沖縄を除く全国で4月21日発売する、と発表した。
戸建注文住宅「The Forest BF」の天井高は、2250㎜、2400㎜、2600㎜、2800㎜の4種類で、好みに合わせて室内空間を設計できる。
また、屋根の傾斜を利用して、勾配天井や梁を露出させて天井を高く見せる折上(おりあげ)天井など、ニーズに合わせ組み合わせることが可能である。
特許を取得した新技術、高強度鋼棒と木製集成梁のハイブリッド構造の梁であるプレストレストティンバーにより、最大開口幅約7.1mまでの大開口・大空間が実現できた。大開口・大空間の居室、車2台が余裕で収納可能な大型ガレージ、店舗設計などに対応する。
建物の断熱仕様を強化し、省エネ基準の地域区分4~7の建物に対して、地域の基準値を上回る地域区分3の断熱性能を持たせた。
また、アルゴンガス入りLowーE複層ガラスを使用したアルミ樹脂複合サッシを採用し、外部開口部の断熱性能を高めた。
高効率給湯器と太陽光発電システムを組み合わせれば、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現も可能である。
ライフスタイルの変化に対応するため、SI間仕切壁を採用した。SI間仕切壁は、壁の取り外しが容易で、子どもの誕生から独立などのライフスタイルの変化に応じ、二世帯住宅、店舗併用住宅、賃貸併用住宅などへの変更もできる。
また、木の優れた特長を生かした味わいのある内装を提案するという。
「The Forest BF」は、130平方mのモデルプランで、税抜価格3.3平方mあたり64万円。年間5,500棟の受注を目指すという。
住友林業は、今後も再生可能で人と地球にやさしい「木」を活用した「住生活」サービスを提供し、豊かな社会の実現に貢献するとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
住友林業株式会社のニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2017/2017-04-20.html