民間工事が7.5%の増加
国土交通省は4月17日、平成29年2月分の「建設総合統計」を公表した。統計によると2月における建設工事の出来高は、前年同月より2.2%増加し、4兆6,079億円だった。内訳をみると民間工事が7.5%増の2兆6,597億円、公共工事が4.2%減の1兆9,482億円となっている。
民間工事のうち建築工事は前年同月比8.3%増の2兆1,586億円。このうち居住用施設の建築工事は、4.9%増の1兆3,298億円。非住居用の建築工事は、14.2%増の8,288億円だった。土木工事は4.2%増の5,011億円となっている。
公共工事の内訳は建築工事が、前年同期比15.1%減の2,893億円。土木工事は2.0%減の1兆6,589億円だった。
関東地方の出来高は1兆6,230億円
地域別の建設工事の出来高をみると、北海道が前年同月比3.1%減の1,722億円。東北地方は2.1%減の5,667億円。
関東地方は4.2%増の1兆6,230億円。北陸地方は11.6%増の2,271億円。中部地方は3.5%減の5,390億円。近畿地方は3.4%増の5,700億円。
中国地方は0.8%増の2,503億円。四国地方は4.8%増の1,362億円、九州・沖縄地方は4.5%増の5,234億円となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000675.html