沖縄県に新しいごみ処理施設が誕生
日立造船は、4月12日、同社子会社のエスエヌ環境テクノロジー、仲間組、國場電工の3社で構成される建設共同企業体が、沖縄県の金武地区消防衛生組合より、「キャンプ・ハンセン等周辺ごみ処理施設(焼却施設等)建設工事」を受注したことを発表した。
新施設の概要
新施設は、沖縄県国頭郡宜野座村字惣慶地内に設置される予定で、2020年8月の竣工を目指してプロジェクトは遂行される。
焼却施設には、8時間あたり16トンものごみを処理するストーカ式焼却炉を2炉整備。
また、リサイクル処理に関しては、5時間あたり不燃・粗大ごみを5トン、缶0.8トン、ペットボトル0.5トン、合計6.3トンものごみを再利用できるリサイクル施設を建設する計画だ。
防衛省の補助を活用
エスエヌ環境テクノロジーは、一般廃棄物処理において建設からアフターサービス、運営管理に至るまで全てのソリューションを提供。今後も、高度な技術とサービスを提供し、国内外の環境分野の発展に貢献したい考えだ。
なお、建設共同企業体は、防衛省の補助を活用し、新施設の設計および建設を請け負った。建設工事にあたっては、自然環境や社会環境との調和に努め、周辺地域への配慮を重ねながら、循環型社会に貢献していく方針である。
(画像はエスエヌ環境テクノロジーのホームページより)
▼外部リンク
日立造船 プレスリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2017/04/002546.html
エスエヌ環境テクノロジー ホームページ
http://www.sn-t.co.jp/