1,905.12キロワットの太陽光発電所
NTTファシリティーズは4月13日、千葉県長柄町にて昨年10月から建設を進めていた「F長柄太陽光発電所」が完成したと発表した。
出力は1,905.12キロワット。想定年間発電量は一般家庭約550世帯分の年間消費電力に相当する、約1,984メガワット時の見込みだ。
敷地面積あたりの発電量を向上させる独自工法を採用
「F長柄太陽光発電所」では、太陽電池パネルの一部を東西向きに設置して発電量を向上させる「Fソーラーパッケージ Mタイプ」を導入した。
「Fソーラーパッケージ Mタイプ」は発電システムを構成する太陽電池モジュールや専用架台、パワーコンディショナなどをパッケージ化した商品。従来の工法では太陽電池パネルを南向きに設置するが、この工法ではM字型アレイ工法で東西方向に配置する。
これによって隣接パネルの影を避けるための離隔が不要となり、従来の工法に比べて敷地面積あたりの太陽電池パネル容量を20%~40%増加できる。
「F長柄太陽光発電所」でも太陽電池パネル設置容量が約25%増量し、従来工法では出力863キロワットしか確保できなかったところを、1,077キロワットまで拡大させた。
NTTファシリティーズでは今後も、限られた面積でも一定の発電量が確保できる「Fソーラーパッケージ Mタイプ」の導入を積極的に提案していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社NTTファシリティーズのプレスリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/2017/170413.html