マレーシアの太陽電池工場が本格稼働開始!
パナソニック株式会社は、マレーシアに設立した太陽電池工場を、2013年8月30日より本格稼働させたことを発表した。
この太陽電池工場は、2011年12月に設立し、2012年12月より生産をスタートさせていた。今回、本格的な量産をおこなうための稼働を開始した。
(画像はプレスリリースより)
パナソニックのオリジナル技術
この工場は、パナソニックオリジナル技術であるとともに、発電量トップクラスのHIT太陽電池の生産をおこない、年間生産能力300MWを実現させることとなった。
さらに、ウエハ、セル、モジュールまでの生産を一貫しておこなう体制を構築し、輸送にかかる費用を削減するとともに、現地の資材を用いることによって、コストダウンに努めていく方針だ。
世界における太陽電池市場の需要
近年、環境・省エネに対する意識の高まりは世界的に見られるようになり、各国で電力買取制度や補助金制度などが取り入れられているという。
こうした世界的動向から、パナソニックはマレーシアに太陽電池工場を設立するに至った。新工場の概要は以下の通りになっている。
【工場名称】パナソニック エナジー マレーシア株式会社
【所在地】 マレーシア ケダ州 クリム ハイテクパーク工業団地
【生産品目】HIT太陽電池
【建屋面積】約7万平米
【生産能力】年産300MW
【所在地】 マレーシア ケダ州 クリム ハイテクパーク工業団地
【生産品目】HIT太陽電池
【建屋面積】約7万平米
【生産能力】年産300MW
(プレスリリースより)
パナソニック株式会社は、今後もシステム強化による事業拡大を図るとともに、さまざまな顧客要望に応えていきたいという。
▼外部リンク
パナソニック株式会社によるプレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/