電気蒸気販売契約を締結
日揮株式会社(本社:横浜市西区)が、サウジアラビアにてコージェネレーション設備を建設、20年間にわたり電力・蒸気を供給する電力蒸気販売契約を8月22日に締結した。この契約は、丸紅(本社:東京千代田区)とアルジョマイホールディング(サウジアラビア)と共に、サウジアラビア国営石油会社(サウジアラコム社)と締結したもの。
今後の展開
日揮と丸紅、アルジョマイ社とサウジアラコム社との間で特別目的会社をサウジアラビアに設立し、2016年までにコージェネレーション設備を建設する。建設地はサウジアラコム社保有の石油・ガス関連施設のある同国アブカイク地区、ハウイヤー地区、ラスタヌーラ地区の3地区の施設。3地区合計で約900MWの電力および約1,500トン/時の蒸気の供給を開始する。総事業費は約650百万米ドル(650億円相当)で、プロジェクトファイナンスによる融資により賄う予定。
実績が評価された
サウジアラコム社は、高効率のコージェネレーション設備設置により、エネルギー効率を高める目的。今までのサウジアラビアでの、日揮による電力・蒸気・水の供給事業や建設プロジェクトが高く評価されたものによる。
▼外部リンク
日揮株式会社HP
http://www.jgc.co.jp/jp/01newsinfo/2013/release/20130829.html