電子小黒板「蔵衛門Pad」にiPad版が登場、「蔵衛門工事黒板」配信開始

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電子小黒板「蔵衛門Pad」にiPad版が登場、「蔵衛門工事黒板」配信開始

2017年04月10日 23:45

普及の広がる電子小黒板、そのメリットとは

株式会社ルクレはこのたび、電子小黒板「蔵衛門Pad」のiPad版アプリとなる「蔵衛門工事黒板」の配信を開始した。

昨今の建設業界における人手不足を踏まえ、省人化へむけた各種技術の普及が進む中、注目を集めている技術の1つが「電子小黒板」。同社によれば、国土交通省が直轄工事における電子小黒板の使用を認めたこともあり、電子小黒板は今後のさらなる普及が見込まれているという。

今回発表された電子小黒板「蔵衛門工事黒板」は、こうした直轄工事における利用を想定した改ざん検知機能を搭載。安心して利用できる信頼性を確保しつつも、iPadの画面上に表示される黒板の位置を決めてシャッターを切るだけで、黒板入りの工事写真を1人で撮影できる、利便性を意識したアプリとなっているのが大きな特徴だ。

このiPadの画面上に表示される黒板は、拡大・縮小・移動が自由自在。高所等危険を伴う場所でも安全に撮影を行うことができる。これによって実物の黒板において生じていた、撮影を行ううえで何度も黒板を動かす必要があるといった手間を省力化。加えて、光の反射で読みづらい、風に飛ばされる、撮影環境によって視認性が低下する、などといった難点も解消することに成功している。

ソフトやクラウドとの連携で広がる可能性

また同アプリは「ペアリングカード」の購入による拡張性も確保。カードの導入によっては工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達17」との連携が可能となり、工事情報を事前に黒板へ登録できるほか、黒板に入力された各項目が工事写真台帳へ保存される機能など、データ入力・出力における手間をさらに省力化することができる。

なお同社では今後の展開として、iPad1台で工事写真の撮影から台帳作成までが完結するような、インターネット接続を介してのクラウドとの連携を計画中。実現すれば、パソコン無しでの現場完結型によるワークフローが実現し、作業時間の短縮や工事の進捗報告における利便性の向上が期待できるという。

この「蔵衛門工事黒板」は現在、App Storeにて配信中。ダウンロードは無料となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

株式会社ルクレ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000057.000001288.html

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