空間デザインが国内外から高く評価
丹青社は4月3日、丹青社が空間デザインや製作を行って2016年4月にリニューアルオープンした「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が、国内外合わせて10の賞を受けたと発表した。
このミュージアムは廃校となった「静岡南高校」をリノベーションした、静岡県では初となる県立の自然系博物館。「学び、考える場」である学校環境を活かし、「思考を拓くミュージアム」としてデザインされた。
受賞した賞は国内では「DSA 日本空間デザイン賞 2016」大賞、海外では「FX 国際インテリアデザイン賞 2016」ミュージアム・展示空間部門 最優秀賞、「iFデザイン賞 2017」iFデザイン賞など。
博物館のコンセプトを実現するための空間デザイン
従来の本物を見たり、資料に触れたりしながら知識か得られるのがこれまでの一般的な博物館の役割だった。
しかし「ふじのくに地球環境史ミュージアム」は「未来の豊かさを考えること」をコンセプトにしており、思考を深め豊かな人間性を育むことを役割としている点が画期的で、これからの新たな博物館のケーススタディになりそうだ。
デザインを担当した一級建築士の石河孝浩氏は数々の賞を受けたことについて、
ふじのくに地球環境史ミュージアムの展示のあり方が、そのケーススタディとして、博物館デザインの発展に貢献していければと考えています
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
撮影:ナカサ&パートナーズ
▼外部リンク
株式会社丹青社のプレスリリース
http://www.tanseisha.co.jp/