JFEエンジニアリング、松尾八幡平地熱発電所のEPC業務一式を受注

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JFEエンジニアリング、松尾八幡平地熱発電所のEPC業務一式を受注

2017年04月06日 17:15

岩手県にて地熱発電所を建設

JFEエンジニアリングは、4月5日、日本重化学工業、地熱エンジニアリング等で構成される岩手地熱より、岩手県松尾八幡平地域において「松尾八幡平地熱発電所(仮称)」の地上設備に関するEPC業務を、一括受注したことを発表した。

岩手地熱は、2011年10月に設立。同地域にて地熱開発事業を計画していた。

プロジェクトの概要

今回同社は、地下より噴出する地熱流体(熱水)から発電に適した蒸気を取り出す「蒸気生産設備」と、「地熱発電設備」の、設計・調達・建設(造成及び付帯土木・建築を含む)及び試運転を受注した。

「地熱発電設備」は7,000kW級。蒸気タービン・発電機などを含み、地熱蒸気によりタービンを直接回す発電方式「フラッシュ式」を採用する計画だ。

なお、このプロジェクトは、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)から出資を受け、債務保証対象事業として採択された、国内初の案件。また、同社にとっては、初の蒸気生産設備から発電設備までの一貫プラント受注となった。

低炭素社会の形成に貢献

今回の受注にあたっては、国内外での同社の実績が非常に高く評価されたものと位置づけられる。

今後も同社は、再生可能エネルギー分野における発電所事業に力を注ぎ、企画から設計・建設、事業運営、売電まで、トータルのサービスを提供し、環境負荷低減社会の実現に貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

JFEエンジニアリング プレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20170405081234.html

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