素形材機械(切削)加工事業を強化
2017年3月31日、日立金属株式会社(以下、日立金属)は、日立金属グループで素形材の機械(切削)加工を事業とする株式会社真岡テクノスと株式会社オートテックが、2017年4月1日付で合併し、株式会社日立金属アドバンストマシニング(以下、日立金属アドバンストマシニング)を設立したと発表した。
日立金属アドバンストマシニングは、製造設備や人的リソースを有効活用するなどで経営の効率化を図り、研究開発体制の構築、製品構成など柔軟な生産体制を構築し、素形材機械(切削)加工事業において、日立金属グループの中核を担うとのこと。
なお、素形材とは、金属などの素材に、鋳造、鍛造などの方法により形状を与えた部品や部材。
日立金属グループは、素形材事業を強化するために、鋳造技術とともに、材料開発・構造設計・機械(切削)加工・表面処理・製品評価技術を蓄積し、付加価値を拡大して差別化を推進している。
特に、機械(切削)加工は、素形材の機能や軽量化を行う上で加工難易度も高く、生産効率向上の要であるだけでなく、競争力強化にとっても重要な工程となっている。
会社の概要
日立金属アドバンストマシニングの本社は栃木県真岡市に所在し、資本金は、日立金属の100%出資で8,000万円であり、従業員数は約100名である。また、栃木県真岡市および福島県いわき市に事業所がある。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立金属 ニュースリリース
http://www.hitachi-metals.co.jp/