ASEAN地域で最も今後の成長が期待される鋼材市場のインドネシア
2017年3月30日、JFEスチール株式会社(以下、JFEスチール)と伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(以下、MISI)は、インドネシアのパイプ製造・鋼材加工メーカーであるSPINDO社の発行済み株式を、それぞれ1.48%、0.73%ずつ、合計2.21%を共同で取得したと発表した。
SPINDO社は、インドネシアでの拡販・シェア拡大と鋼材の安定調達、JFEスチールとMISIは、安定した鋼材販売先の確保とJFEスチールブランド製品の拡販を目指して株式取得に至った。
なお、JFEスチールは、SPINDO社の設立当初から現在まで、MISIを通じて、継続的に熱延鋼板を供給している。
SPINDO社の概要
同社は、インドネシア最大規模のパイプ・鋼材加工メーカーで、1971年に設立され、資本金718,599百万IDR(インドネシアルピア)、売上高3,259,041百万IDR(2016年12月31日)で、社員数は約1,250人だ。
事業内容は、主に自動二輪車部品・土木建築・鋼製家具・オイルガス輸送用途向けのパイプ、および薄板加工製品の製造・販売。
また、製造拠点は東ジャワ(スラバヤおよびその近郊)に5工場、西ジャワ(ジャカルタ)に1工場あり、販売拠点として、スラバヤ・ジャカルタ・バンドン・シドアルジョ・サマリンダ・マカッサル(予定)に営業倉庫を保有している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JFEスチール ニュースリリース
http://www.jfe-steel.co.jp/release/2017/03/170330.html