CIMと自動化に注力
鹿島建設は4月1日付で、土木管理本部に「CIM推進室」を、機械部に「自動化施工推進室」を新設する。
「CIM推進室」では土木工事でCIMの運用などを行い、「自動化施工推進室」では自動化施工に関する技術開発から施工管理まで一元的に管理する。
全面的なCIM導入と、あらゆる工種で自動化技術を導入
国土交通省ではCIMの導入によってコスト削減や工期の短縮、ストック型社会に必要な社会資本の整備、地球環境の保全などが期待できるとして、土木分野でのCIMの普及を急ピッチで進めている。
鹿島ではこのような動きに合わせて「CIM推進室」を新設し、土木工事への全面的なCIM導入を進め、さらなる生産性の向上につなげる方針だ。
また、近年のIoT・AI技術の急速な進歩にも対応し、生産性を強化するために「自動化施工推進室」も新設する。
「自動化施工推進室」は土木、機電、IT分野の専門技術者から構成されるチームで、自動化技術の開発と運用を行い、現場の安全性向上や省力化、効率化を実現するために、あらゆる工種で自動化技術の導入を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
鹿島建設株式会社のプレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201703/29m1-j.htm