女性が活躍できる職場づくりを推進
鹿島建設は、3月27日、神奈川県で施工中の京急大師線工事における「鹿島たんぽぽ活動」の取り組みに関し、「第2回(平成28年度)日建連 けんせつ小町活躍推進表彰」にて優秀賞を獲得したことを発表した。
同社は、女性の目線を生かして建設現場の職場環境改善を図る取り組み「鹿島たんぽぽ活動」を、2015年4月よりスタート。この取り組みが、女性の活躍推進に資する優良な活動として、今回高い評価を受けた。
京急大師線工事での「鹿島たんぽぽ活動」とは
同社はまず、個人のライフサイクルに合った勤務態勢を構築。妊娠期には現場管理業務を軽減し、育児期にはフレックスタイム制度を導入したほか、男性社員にも育児参加を後押しする仕組みを整えた。
また、女性技術者や技能者を積極的に受け入れる職場環境の実現を目指し、女性専用設備を充実。セキュリティ対策を万全にしたパウダールームを現場内に設置したほか、脱衣スペースを併設したシャワールームや、プライベート空間も整備した。
さらに、女性技術者の長期研修や女子学生のインターン等を積極的に受け入れ、実際の建設現場を体感できる機会も設けたという。
職場の快適性を追求
同社は、女性技術者や技能者にとって働きやすい職場環境を推進することで、現場全体の活性化を図りたい考えだ。
また、今後も、現場で働くすべての人にとって、快適かつ魅力ある職場環境づくりに積極的に取り組む方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
鹿島建設 プレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201703/pdf/27m1-j.pdf