大阪ガス、米国・PJM市場における天然ガス火力発電事業に参画

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大阪ガス、米国・PJM市場における天然ガス火力発電事業に参画

2017年03月27日 18:00

老朽化した石炭火力発電所を廃止し、環境に優しい天然ガス火力発電に期待

2017年3月27日、大阪ガス株式会社(以下、大阪ガス)は、同社100%子会社を通じ、米国・ニュージャージー州で稼働中のショア天然ガス火力発電事業(以下、ショア発電所)と、ペンシルベニア州で開発中のフェアビュー天然ガス火力発電事業(以下、フェアビュー発電所)に参画すると発表した。

なお、米国IPP事業者(Independent Power Producer、独立系発電事業者)であるCompetitive Power Ventures社(以下、CPV社)が、ショア発電所において保有する出資権益のうち20%、フェアビュ―発電所において保有する出資権益のうち50%を取得する持分取得契約を日本時間3月25日に締結した。

両発電所は、米国北東部13州およびワシントンD.C.の全部または一部で、独立系統運用者により管理されているPJM電力卸売市場で電力を販売する。

同事業の概要

ショア発電所は、発電能力72.5万kW、発電効率約57%の高効率システム(コンバインドサイクル方式)の天然ガス火力発電所で、2016年1月に運転を開始した。出資比率は、大阪ガス20%、CPV社38%、豊田通商株式会社(以下、豊田通商)31%、John Hancock社11%となる。

また、フェアビュ―発電所は、発電能力105万kW、発電効率約60%の高効率システム(コンバインドサイクル方式)の天然ガス火力発電所で、2020年3月の運転開始に向けて建設中。出資比率は、大阪ガス50%、CPV社25%、General Electric Company社25%となる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

大阪ガス プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/

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