創業150周年に向けたロードマップ
大林組は3月24日、大林組グループ「中期経営計画2017~目指す将来像の実現に向けて~」の概要を発表した。
2017年度を初年度とする5か年にわたる経営計画で、2042年に迎える創業150周年の「目指す将来像」を描き、それを実現するためのロードマップの最初の5年間に達成すべき業績と、取り組む施策を策定した。
建築や土木など既存分野を強化
中期経営計画によると大林組は、5年間に4,000億円を投資する。
具体的には建設技術の研究開発に1,000億円、工事機械・事業用施設に500億円。不動産賃貸事業に1,000億円、再生可能エネルギー事業などに1,000億円、M&Aなどに500億円。
建築や土木など既存分野の強化に軸足を起きながらも、事業環境の変化に柔軟に適応できるカンパニーを目指す。
最終年度となる2021年度の連結売上高は約2兆円、営業利益は約1,500億円を目標に掲げており、これらを実現するための人材育成では、有資格者の育成、各社員のスキルの強化、女性社員の活躍促進によってマンパワーの充実を図るとしている。
また、海外進出や新たな事業で活躍できる多様な人材や、建設業の魅力を向上する革新的な働き方が提案できる人材の確保と育成にも力を入れていく方針だ。
(画像は、大林組のホームページより)
▼外部リンク
株式会社大林組のプレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/uploads/File/20170324_plan.pdf