メキシコ向けの受注は、3年連続3回目
2017年3月22日、三菱日立パワーシステムズ(以下、MHPS)は、スペインに本拠を置く多国籍電力事業者のイベルドローラ社(Iberdrola SA)がメキシコに建設するエルカルメン(El Carmen)火力発電所向けに、M501 J形ガスタービン2基と蒸気タービン1基を受注したと発表した。
受注した3基のタービンは、天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル発電設備の中核となるもので、出力は85万キロワット。
また、受注は、MHPSの米国拠点会社MHPSA(Mitsubishi Hitachi Power Systems Americas, Inc.)を介して行われ、メキシコでの受注は、2015年10月のノレステ(Noreste)火力発電所、2016年4月のノロエステ(Noroeste)火力発電所に次いで、3年連続3回目。
エルカルメン発電所の概要
同発電所は、メキシコ北東部のヌエボ・レオン(Nuevo León)州エルカルメンに新設され、地域の約300万人相当の電力需要を賄う。
MHPSは、M501 J形ガスタービンと蒸気タービンを供給するとともに、技術者が現地で据付と試運転の指導を行う。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱パワー株式会社(旧:三菱日立パワーシステムズ株式会社)
https://power.mhi.com/jp/news/20151027.html