3月19日に落成式を開催
神鋼環境ソリューションは、3月21日、甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合（山梨県甲府市、笛吹市、山梨市、甲州市）向けに「甲府・峡東クリーンセンター」を竣工したことを発表した。
なお、3月19日には落成式を開催。式典には、約130名の人が出席し、盛大に執り行われた。
事業概要
この事業は、同社が高効率ごみ発電施設（流動床式ガス化溶融炉）とリサイクルセンターの設計・施工を実施し、同社と神鋼環境メンテナンスで設立した特別目的会社「甲府・峡東環境サービス」にて、20年間にわたり、運営・維持管理業務を行うDBO（Design、Build、Operate）事業だ。
今回採用された同社の流動床式ガス化溶融炉では、可燃ごみ､し尿汚泥､最終処分場汚泥､可燃性粗大ごみ､破砕可燃物､破砕不燃物､資源化不適物等を処理。その能力は、日量369トンにのぼり、発電効率は、国内最高水準の22.5％を実現した。
また、リサイクルセンターにて回収された溶融スラグ、鉄、アルミ、その他金属は、全量有効利用をしていくという。
循環型社会を形成
同社は、流動床式ガス化溶融炉のトップメーカーを誇り、受注実績も数多い。
なお、同社では今後も、国内外にてこれまで培ってきたノウハウをいかし、環境負荷低減社会の実現に貢献していく考えである。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
神鋼環境ソリューション プレスリリース
http://www.kobelco-eco.co.jp/topics/news/2016/20170321.html