生産効率を向上させるために発電設備を交換
東東京電力フュエル&パワーは3月17日、富津火力発電所2号系列第5軸の取り替え工事が完了し、営業運転を再開したと発表した。
東東京電力フュエル&パワーは、千葉県富津市にある富津火力発電所の発電効率の向上とCO2の排出量削減を目的に、1号系列および2号系列のガスタービンなどの取り替え工事を進めてきた。
今回、取り替え工事を行っている1号系列6軸と2号系列7軸の計13軸のうち、2軸の取り替え工事が完了したことになる。今後は、残りの11軸の取り替えを進めていく。
発電効率が47.2%から54.3%に向上
富津火力発電所は1号系列から4号系列まで計4系列の発電設備から構成されており、これら全てを合わせた総出力は504万キロワット。燃料はLNGで1号系列、2号系列ともに、出力はそれぞれ100万キロワットである。
今回のガスタービンなどの取り替えによって、発電効率は47.2%から54.3%へ向上し、年間で燃料費を約10億円、CO2排出量を約6万トン削減できる見込みだ。
東東京電力フュエル&パワーは引き続き、燃料費を戦略的に削減し、国際競争力の高い発電施設を実現し、電力を安定的に供給するとともに、
福島の復興に向けた原資の創出に全力を尽くしてまいります
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京電力フュエル & パワー株式会社のプレスリリース
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