2017年3月21日、株式会社ニュージェック(以下、ニュージェック)、関西電力株式会社(以下、関西電力)、中国電力株式会社(以下、中部電力)の3社は、カンボジア王国プノンペン特別市において、カンボジア電力公社から「カンボジア王国プノンペン市送配電網増強事業に係るコンサルタント業務」を受託し、契約を締結したと発表した。
カンボジア王国では、安定した経済成長に伴って電力需要が急速に拡大して、拡大する電力需要に電力設備の整備が追いつかず、停電発生時は、影響範囲が拡大して復旧に時間を要する状況のため、早急な電力設備の構築が必要だ。
ニュージェック、関西電力、中国電力の共同実施で、2017年3月から2022年5月までの約5年間にわたり、3社の社員を現地へ派遣する。また、業務を通して同国の技術者へ技術移転を行う。
ニュージェックの業務内容は、プロジェクト全体を統括し、変電所・架空送電設備・地中送電設備の増強・土木工事・建築工事に係わる設計、入札図書の作成と入札審査・契約交渉補助・施工管理、環境マネジメントの計画と実施、伝六需要に基づいた系統計画策定など。
また、関西電力の業務内容は、変電所・架空送電設備・制御設備・通信設備の増強に係わる設計、入札図書の作成と入札審査、契約交渉補助・施工管理など。
さらに、中国電力の業務内容は、通信設備の増強に係わる設計、入札図書の作成と入札審査、契約交渉補助・施工管理など。
(画像は関西電力公式ホームページより)
▼外部リンク
関西電力 プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0321_1j.html
別紙:カンボジア王国プノンペン市送配電網増強事業に係るコンサルタント業務の概要[PDF 130.37KB]
http://www.kepco.co.jp/