防虫対策の重要性に着眼
戸田建設は、3月9日、防虫ナビゲーションシステム「防虫学校Web版」を構築し、社内運用をスタートしたことを発表した。
近年、食や薬品の安全に注目が集まっていると同時に、食品や医薬品等の生産施設にいたっては、防虫対策の重要性が非常に高まりをみせている。この状況を鑑み、同社では防虫対策の仕組みを構築する必要があると判断した。
「防虫学校Web版」の概要
「防虫学校Web版」は、食品や医薬品等の生産施設を対象とした防虫対策を、イントラネット上で検討できるシステムで、「建築」と「虫の生態」という2つの観点から防虫対策を紹介。
また、建設中や運用時に必要な対策についても解説し、効率的に防虫対策を検討できるものとした。
具体的に、「建築」の観点では、細分化された生産工程や作業区域に加え、建物の開口部や照明等の部位に着目。各工程や部位に起因する問題と必要な対策を把握できる。
一方、「虫の生態」の観点では、虫ごとの特徴をデータベース化。地域や場所に応じた留意点や対策方法を知ることが可能だという。
システムを積極的に活用
この新システムの開発により、防虫に関する様々なニーズに対し、より迅速かつ適切な対策の提案や実施が可能となった。
なお、同社では、顧客の施設や製品を、虫の被害から守るため、この新システムを今後積極的に活用していく方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
戸田建設 プレスリリース
http://www.toda.co.jp/news/2017/20170309.html