44億9,800万円でごみ焼却炉の改良工事を落札
日立造船は3月8日、神奈川県小田原市総務部 管財契約課より、小田原市久野3768にあるごみ焼却プラントの主要設備を改良する「環境事業センター基幹的設備改良工事」を受注したと発表した。
受注したのは1979年4月に完成した2号炉と、1991年3月に完成した3号、4号炉で、ごみ焼却プラントの主要機器の省エネ化と延命化のための改良工事を行う。
小田原市が一般競争入札した結果、日立造船を落札者に決定した。3月から改良工事に取り掛かり、2020年2月の完成を目指す。受注金額は44億9,800万円(税抜き)。
設備の延命化と省エネ化のための改良工事
小田原市環境事業センターは小田原市久野に位置し、施設規模は日産90トンのストーカ式焼却炉2炉と、75トンのストーカ式焼却炉2炉を合わせた日産で計330トン規模のごみ焼却施設である。
改良工事では燃焼設備や排ガス処理設備などの主要機器を最新のものに更新し、環境事業センターの長寿命化を図るとともに、省エネ化によってCO2排出量を現在より3%以上削減する計画だ。
(画像は、日立造船のホームページより)
▼外部リンク
日立造船株式会社のプレスリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/release/002512.html