「実地試験」の合格率は32.5%
国土交通省は3月1日、2016年度の1級造園施工管理技術検定試験「実地試験」の合格者を発表した。
実地試験の実施日は2016年12月4日、全国10会場にて行われた。受験数は3,121人。このうち合格者数は1,014人で合格率は32.5%だった。
2008年度以降、合格者は400人~800人で推移していたが、昨年度の1,093人に続き今年度も1,014人と、2年連続で合格者1,000人超を記録した。
1級合格者のうち、2級合格者の割合は45.7%
合格者を年齢別にみると、35~39歳が最も多く27.1%。次いで40~44歳の21.0%、30~34歳の20.0%、45歳~49歳の10.0%と続いた。
学歴では大学卒が最も多く、45.5%。次いで高等学校卒の35.2%、短期大学・高等専門学校卒の12.7%、中学校の6.6%の順となっている。
勤務先別でみると86.7%が建設業、公務員・独立法人などが4.8%だった。性別では男性の89.3%に対し、女性は10.7%にとどまっている。
また、1級造園施工管理技術検定合格者のうち、2級造園施工管理技術検定に合格している人の割合は45.7%だった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/