国際空港アクセス線開通
丸紅、川崎重工業、日立製作所は3月2日、共同で建設工事を受注した桃園国際空港線が開業したと発表した。
2006年1月に3社が共同で、鉄道システム一式供給並びに車両基地の建設を受注したもの。台湾初となる空港へのアクセス線で、台北駅から桃園国際空港を経由し、郊外住宅圏まで運行する総延長約51km、21駅の路線となる。
なお、桃園国際空港は年間約4,000万人が利用する台湾最大の国際空港である。
インタウンチェックイン機能を備えるなど利便性の高い路線
空港線は台湾初の急行列車と普通列車の混合運行を採用し、移動時間の短縮や交通渋滞の緩和につながると期待されている。
空港利用者が荷物を持ち歩くことなく身軽に行動することができるよう台北市内での荷物のインタウンチェックイン機能を設け、利便性を高めた。
このプロジェクトでは丸紅が信号・通信システム、軌道敷設工事など全体を取りまとめ、川崎重工は車両を、日立は変電システムを担当した。
丸紅、川崎重工、日立は
今後も高品質の鉄道技術を提供することにより、海外の交通インフラ整備と環境に配慮した経済発展に貢献していきます
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
丸紅株式会社、川崎重工業株式会社、株式会社日立製作所のプレスリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2017/release/20170302.pdf