自走式の機動性などで高い評価を得ている資源リサイクル機械
2017年2月27日、コマツは、オフロード法2014年基準に適合した自走式土質改良機「リテラBZ210-3」(以下、同機)を発売したと発表した。
同機は、主に建設発生土改良や地盤改良などの用途で使用され、現場内でのリサイクルを可能にする自走式の資源リサイクル機械。
搭載のエンジンは、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアしている。
主な特徴
エンジンと油圧システムの最適制御、メインバルブ・油圧回路のロス低減、大容量高効率油圧ポンプの採用などにより、燃料消費量を低減し、環境・経済性が向上している。
広範にわたる建設発生土を高品質な土に改良する混合機、粘土の高い土の供給性に優れた段付き形状原料土ホッパー、スムーズに原料土を混合部へ供給する速度可変式(原料土フィーダーと同期)かき出しローターや、かき出し部と定量切り出しを分離した2重構造固化材フィーダーなどを備え、生産性が高い。
緊急時に備えて操作パネルにエンジン停止スイッチを装備し、マシンキャブからの落下を防ぐハンドレールを設置して安全・快適性が高い。
高精細7インチLCD液晶モニタとKOMTRAX(機械稼働管理システム)を搭載し、作業量や固化材の使用量や、排出ガス後処理システムの選択触媒還元(SCR)に必要な高品位尿素水の残量などについても確認可能。
(画像はプレスリリースより)
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コマツ ニュースリリース
http://www.komatsu.co.jp/