タイ国内での技能検定の取り組み
2017年2月23日、株式会社ジェイテクト（以下、ジェイテクト）は、同社の、タイ国内自動車部品生産拠点JTEKT AUTOMOTIVE (THAILAND) CO., LTD.（以下、JATH）が自前で行っていた技能検定の内容と実績が評価され、2017年よりタイ政府公認の技能評価システムとして運用されることになったと発表した。
2017年1月より、講習とトライアルが実施されており、JATHは講師として参画している。
タイ国には国家認定の技能検定がなかったため、JATHは2006年より自前で旋盤技能、保全技能、検査技能の研修と検定を行ってきた。
この実績と内容がタイ政府に認められ、タイ国内の技能者レベル向上を目的に、タイ労働技能開発局（DSD: Department of Skill Development）と中央職業能力開発協会（JAVADA：Japan Vocational Ability Development Association）が推進する、技能評価システム普及促進事業に取り込まれることになった。
JATHの概要
JATHは、1996年10月、タイ王国 ラヨーン県に設立され、社員数は約1383人だ。
ジェイテクトでは、グループビジョンとして「No.1＆Only One より良い未来に向かって」を掲げ、「価値づくり」、「モノづくり」、「人づくり」を3本柱として推進している。
「人づくり」としては、同社のローカルスタッフ技能者の育成とともに、タイ国内技能者のレベル向上のための社会貢献活動を推進していく。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
ジェイテクト ニュースリリース
http://www.jtekt.co.jp/news/170223.html