1億1,772万円で契約
高砂市は2月27日、「高砂市新庁舎建設設計業務委託」に関して、東畑建築事務所大阪事務所と委託契約を結んだ。
高砂市が新庁舎建設設計業務の委託先を公募型プロポーザルにて募集し、審査の結果、東畑建築事務所大阪事務所が最優秀者に選定されたもの。契約金額は1億1,772万円(消費税込)で、契約期間は2017年2月14日から2018年5月31日まで。
耐震性に問題がある現庁舎
高砂市庁舎は老朽化が進んでいるうえに、耐震性に問題があることが判明したため、2014年に高砂市庁舎整備検討委員会を設置し、安全で使いやすい庁舎の在り方を協議、検討してきた。
計画面積は約1万5,300平米だが、比較的新しい南庁舎及び西庁舎、防災センターは耐震性に問題がないため引き続き活用する。このためこれらの建物面積分を差し引いた約1万1,100平米が新庁舎面積となる。
新庁舎は耐震性能もちろんのこと、浸水対策、災害時の復旧活動に必要な備蓄品を備えるための防災倉庫の拡充、ライフラインの確保など、市民が安心して暮らすための機能を備える。
誰もが利用しやすいようにユニバーサルデザインを採用し、バリアフリー機能も充実させるほか、1階に主な窓口業務や市民ギャラリー、多目的スペースなどを設け、市民活動の拠点となる機能を集約させる。さらに、市民が自由に通り抜けられるオープンスペースを設け、市民に開かれた庁舎を目指す。
(画像は、高砂市のホームページより)
▼外部リンク
高砂市新庁舎建設設計業務委託契約締結 – 高砂市
http://www.city.takasago.hyogo.jp/