「左官」の不足率が1.9%
国土交通省は2月27日、2017年1月の「建設労働需給調査」の結果を公表した。この調査は建設業界における労働者の需給状況を、職種と地域別に調べたもの。
6職種は型わく工(土木)、型わく工(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、鉄筋工(建築)で、これに電工と配管工を加えたものを8職種として集計している。
これによると1月における8職種計の過不足率は、前月より0.5ポイント不足幅が縮小し、0.7%の不足となった。6職種では0.2ポイント縮小の1.1%の不足。
8職種、6職種ともに「左官」の不足率が大きく、いずれも不足率は1.9%となっている。
東北地方の過不足状況は8職種が1.1%、6職種が1.3%の不足だった。
3月の労働者確保「困難」は27.4%
3月における労働者確保(8職種)の見通しは、「困難」と「やや困難」の合計が27.4%。前年同月比1.5ポイント上昇した。「やや容易」と「容易」の合計は9.1%で、前年同月比で1.0ポイント下降している。
4月の見通しについては「困難」は15.9%で、前年同月比1.8ポイント上昇。「容易」は11.2%で、前年同月比3.6ポイントの下降となった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/