三井不動産レジデンシャルではこのたび、各種アウトドア用品を取り扱うスノーピークと共同で、「アーバンアウトドア」を軸とする新たなマンション共用部空間を開発した。
同空間は、東京都中央区において大林組が設計・施工を手掛け、2019年5月下旬に竣工予定の「パークタワー晴海」においていち早く導入される予定だ。
家族や友人とのコミュニケーションづくり、さらには防災時にノウハウ等をいかせるとの観点より、近年脚光を浴びているアウトドア。
この傾向に注目した三井不動産レジデンシャルでは今回、アウトドア総合メーカーのスノーピークとコラボレーションを実施。マンションのハード・ソフトの両面へアウトドアを取り入れ、新たなライフスタイルを提案する空間づくりに取り組んだ。
特徴的な点としてまず挙げられるのが、屋外共用スペースの「暖憩テラス」。スノーピークのテントなどレンタルにて提供されるアウトドア用品をいかしつつ、バーベキューやキャンプ宿泊、焚き火などを行うことができる約500平米のアウトドアスペースだ。スノーピークによれば、都心の高層タワーマンションにキャンプサイトを設置するのは今回が業界初の取り組みになるとのこと。
さらに「室内アウトドアスペース」として、屋内共用スペースの「オーナーズリビング」、および内外をつなぐ「パーティーテラス」の家具においてもアウトドア用品を採用。これらアウトドア用品は収納や設営・移動が速やかに行えることから、防災グッズとしての活用にも柔軟に対応可能だ。
またこれら共用部のみならず、空間レイアウトやインテリア、日常使いに対応するキャンプ用アイテムの採用などに工夫を凝らすことで、専有部においても「アーバンアウトドア」を意識。この点については、新築マンションでは初めてとなるスノーピークプロデュースのモデルルームを通じて、居住者のニーズに幅広く対応可能である点をアピールしていく。
一方のソフト面では、スノーピークスタッフによるアウトドアワークショッププログラムや、スノーピークと建築家・隈研吾のタッグによるモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」を居住者が利用できるサービスを予定。ハード面における創意工夫と合わせて、新しい都心生活のスタイルを提案していく考えだ。
(画像はプレスリリースより)
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三井不動産レジデンシャル プレスリリース(アットプレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/122790