ヒューマンタッチ株式会社は24日、建設業の人材動向についてまとめた「ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2017年2月」を発表した。
同資料によれば、建設業の就業者数は499万人で、前年同月比で101.0%と増加。また雇用者数は前年同月比102.0%の411万人となり、こちらも増加となった。新規求人数についても増加しており、前年同月比110.3%となる58,187人。これは5ヵ月連続での増加となる。
また有効求人倍率に関してみると、2017年1月31日に発表された厚生労働省の「一般職業紹介状況」では、2016年の建設技術者の平均有効求人倍率は2001年以降過去最大となる4.76倍を記録。
こうした動向とリンクする形で、今回の資料においても有効求人倍率は建築・土木・測量技術者職で5.69倍、建設・採掘職で4.03倍となっており、人材への需要が業界全体で高水準を維持している傾向がうかがわれる。
さらに資料では新規求人数の動向などを踏まえたうえで、建設業の景況感は一時下火となった2014年、2015年を乗り越え、2016年からは好転傾向にあると分析。直近3ヵ月においてもすべての月で前年同月を上回る求人数を示していることから、建設業において、人材への高い需要は今後も持続するとの見方を示している。
なお資料の全文は、現在ヒューマンタッチ株式会社のWebページにて無料公開中だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヒューマンタッチ株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000336.000005089.html
ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2017年2月
http://human-touch.jp/news/m_Report201702.pdf