2017年2月22日、竹中工務店は、主に施工上の管理・監督を担う協力会社の主任技術者及び同等の役割を果たす工事技術者等を対象とした報奨制度として、「竹中優良技術者制度」を新設したと発表した。
同制度は、作業所の施工管理・監督を担う一次協力会社の主任技術者等について、更なる安全・品質の確保と生産性の向上を目指す。
なお、同社は、2012年に「竹中優良職長制度」を設けて、作業所での安全・品質の確保と生産性の向上や、若手技能者の育成と技術の伝承を目的に、協力会社の職長を報奨してきた。
対象者は、竹和会会員及び竹中工務店の関連会社に所属する役員または社員で、「シニアマイスターCE(Chief Engineer)」と「マイスターCE(Chief Engineer)」の2通りある。
「マイスターCE」の認定要件は、主任技術者となり得る国家資格(主任技術者以外は作業所長2名の推薦)で、認定前年の同社作業所での稼働120日以上(東京本店・大阪本店に属する協力会社の場合、一部地域を除き150日以上)であり、年間20~30人程度の認定を予定している。
また、「シニアマイスターCE」の認定要件は、主任技術者となり得る国家資格(主任技術者以外は作業所長2名の推薦)で、マイスターCEとして同社作業所で年間150日以上稼働した年が合計3回以上であり、年間10人程度の認定を予定している。
さらに、ヘルメットに貼るステッカーや、商品券・記念品などの褒賞がある。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
竹中工務店 ニュースリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/2017/02/02/index.html
「竹中優良職長制度」の対象を全職種に拡大
http://www.takenaka.co.jp/news/2017/02/01/index.html