バイオ医薬品産業に貢献
千代田化工建設は、2月17日、東ソーより、「GT-3プラント建設工事」として、抗体医薬品製造の精製工程に用いられる「分離精製剤」の製造設備に係る設計、調達、建設(EPC)業務を受注したことを発表した。
プロジェクトの概要
「GT-3プラント」は、山口県周南市にある東ソー 南陽事業所内に設置。千代田化工建設は、2018年夏の完工を目指し、プロジェクトを遂行していく計画だ。
なお、東ソーは、バイオサイエンス事業に力を注いでおり、「分離精製剤」は、同社にとって主力製品の一つ。現在、新興国も含めた需要が大変旺盛なことから、このプロジェクトを通じ、生産能力の増強を図り、需要家からの様々な要請に応える体制を整えたい考えである。
従来実績が高評価
千代田化工建設は、バイオ、再生医療、高薬理活性等、幅広い分野に積極的に業務を展開し、原薬、製剤分野でのプロジェクトを500件以上手掛けてきた。
同社は今後、これまで培った知見や経験をいかし、新製造設備の完成を目指す方針である。
(画像は千代田化工建設のホームページより)
▼外部リンク
千代田化工建設 プレスリリース
https://www.chiyoda-corp.com/