Primetals Technologies、ドイツよりブルーム連続鋳造機の近代化工事を受注

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Primetals Technologies、ドイツよりブルーム連続鋳造機の近代化工事を受注

2017年02月15日 21:00

ブルーム連続鋳造設備の近代化により将来的な市場ニーズに対応

2017年2月14日、Primetals Technologies(以下、PT社)は、ドイツの鉄鋼メーカーであるゲオルグスマリエンヒュッテ社(Georgsmarienhutte GmbH、以下、GMH社)より、同社の主力工場向けに、既設の6ストランド(条)式ブルーム連続鋳造機の近代化工事を受注したと発表した。

GMH社の主力工場は、ドイツ北西部のゲオルグスマリエンヒュッテ市にあり、今回近代化する連続鋳造機は、湾曲半径10メートル、6条のストランドを備え、鋳造断面240ミリ角および165ミリ角の自動車産業向け高品質ブルームが鋳造可能だ。

この近代化工事は、2017年夏に完工予定。

プラントの生産性および稼働率を改善し、運用の柔軟性を向上

連続鋳造機本体は、1987年に他社が供給したもので、PT社は、2001年に最初の改造を担当し、それ以降、定期的な近代化改良を実施してきた。

さらに、将来的な市場ニーズに対応するために、製品品質の改善、プラントの生産性と稼働率向上などを目的とした2段階の連続鋳造機近代化を進めており、PT社は第1ステップとして行われた連続鋳造機搬出エリアの改造工事を既に完工している。

今回の第2ステップで、PT社は、鋳込みステーション・マシンヘッドなど各部位の機器製造や改造、組立、納入および据付などの改造計画全体のエンジニアリングと、連続鋳造機の安全設備の新規制に適合する更新計画もサポートする予定。

また、納入する各機器の試運転を担当する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

Primetals Technologies ニュースリリース
http://www.primetals.co.jp/japan/press/pdf/20170214.pdf

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