国土交通省は2月3日、平成28年度2級建築施工管理技術検定試験の学科試験および実地試験の合格者が決定した、と発表した。
2級学科のみ受検できる資格年齢が、平成28年度より試験年度に17歳以上となるすべての者が受検できるように拡大されたため、受検者は平成27年度の6,110人から平成28年度は7,557人と、1400人以上、1.2倍以上に増加した。
学科試験の総受検者数は31,466人、合格者数は16,331人、合格率は51.9%であった。平成27年度の総受検者数24,306人、合格者数11,651人、合格率47.9%と比べ、受検者数は約1.3倍に増加、合格者数も1.4倍に増加し、合格率も上昇した。なお、学科のみの受検者の合格者は3,492人、合格率46.2%でやや少なかった。
学科試験の合格基準は、40問中24問以上の正解である。
実地試験の受検者数は26,815人、合格者数は10,437人、合格率は38.9%であった。平成27年度の受検者数20,388人、合格者数6,832人、合格率33.5%と比べ、受検者数は約1.3倍以上に増加、合格者数も1.5倍以上に増加し、合格率も上昇した。
合格者数10,437人は、試験が創設された昭和58年度に次ぐ合格者数の記録である。
実地試験の合格基準は、得点が60%以上である。
受検者本人へは、一般財団法人建設業振興基金より合否通知書を、平成29年2月3日に発送する。不合格者には不合格の旨および成績の通知をする。
学科・実地試験の試験問題および学科試験の正答、その他の内容については、建設業振興基金のホームページに掲載する。実地試験の解答は公表しない。
試験結果・合否の内容・個人得点等に関する問い合わせは、一切応じていない。
実地試験の合格者は、合格通知に記載されている方法により、合格証明書の交付申請を行う必要がある。
(画像はプレスリリースより)
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国土交通省のプレスリリース
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