クリーンかつ高効率な機器
三菱日立パワーシステムズ(以下、MHPS)は、2月7日、米国に新設されるセント・チャールズ発電所(St. Charles Power Station)向けに、M501GAC形ガスタービンを2基受注したことを発表した。
同社の誇る「G形ガスタービン」は、これまで北米向けだけで52基の受注実績があり、なかでも、M501GAC形の受注累計は、今回分を含め23基となった。
受注概要
新発電所は、米国のエネルギー会社であるエンタジー・ルイジアナ社(Entergy Louisiana, LLC)によって、ニューオリンズの西方約50キロメートルのセント・チャールズ地区に、2019年の運転開始を目指して設置される計画だ。
MHPSは、新設される出力98万キロワット級の天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備のうち、主機である空冷式のM501GAC形ガスタービンと三菱電機製の発電機を供給。
また、技術者を派遣して現地の指導に当たる予定である。
エネルギーの安定供給と環境保護に貢献
GTCC発電は、化石燃料を使った発電の中では最もクリーンかつ高効率な方式で、今回のプロジェクト遂行は、地域経済の発展とエネルギーの安定供給に貢献するものと位置づけられる。
なお、MHPSは今後も引き続き、先進的で高効率なガスタービンとGTCC発電設備の受注拡大に取り組み、世界の電力市場をリードしていく考えである。
(画像はMHPSのホームページより)
▼外部リンク
三菱日立パワーシステムズ プレスリリース
https://www.mhps.com/news/20170207.html