電源開発、秋田県にて「由利本荘海岸風力発電所」が稼働を開始

2017年02月02日 17:00

秋田県内で2地点目の風力発電所を完成

電源開発は、2月1日、同社が100％出資する事業会社「由利本荘風力発電」により、秋田県内にて建設された「由利本荘海岸風力発電所」が1月31日に竣工し、運転をスタートしたことを発表した。

なお、今回の稼働開始により、新発電所は、同社にとって「仁賀保高原風力発電所」に次ぐ、秋田県内2地点目の風力発電所となった。

新発電所の概要

「由利本荘海岸風力発電所」は、秋田県由利本荘市水林地区の海岸部に設置。2015年7月に着工、翌2016年9月に試運転を開始し、今回の営業運転開始にこぎ着けた。

出力規模は、定格出力2,300kWを有するエネルコン社製、全7基で1万6,100kW。

なお、今回の新発電所の稼働開始により、同社が国内で手掛ける風力発電事業は、23地点(うち、運転中は22地点)、総出力は49万4,960kW (うち、運転中は44万4,960kW)となったという。

23地点目は北海道

同社の風力発電事業は、海外でも展開されており、ポーランド国ポモージェ県にて、出力規模4万8,000kWを有する「ザヤツコボ風力発電所」が稼働中である。

また、現在同社は、北海道せたな町にて「せたな大里ウインドファーム」を建設中。全16基を設置し、出力規模は5万kWにのぼる予定で、来年の完成を目指す計画だ。

（画像はプレスリリースより）

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