NEXCO西日本は1月26日、インフラ関連事業における点検データの履歴管理を行うマネジメントシステム「スマートインスペクション(SI)」について、インドネシアのPT Margautama Nusantara(マルガウタマ ヌサンタラ、MUN)運営の高速道路であるビンタロスルポンダマイ道路、およびボソワマルガヌサンタラ道路を対象とした販売を行うことを明らかにした。

NEXCO西日本は2015年8月、MUNへ出資を行っているPT Nusantara Infrastructure Tbk.と包括的な技術連携の覚書を締結している。
覚書における要点の1つは、インドネシアに対する日本の道路建設・維持管理技術の導入。加えて、他社へのコンサルティング・サービスや製品製造・販売にかかるビジネス開発について、これらをMUNと共同で行うことも盛り込まれており、実際の各種技術・検査の導入へ向けた検討が進められてきた。

今回MUNへの販売が決まったSIは、スマートフォンやタブレット端末で構造物の損傷箇所や交通事故等を撮影することで、構造種別や損傷内容などからなる属性情報を、ネット接続を介して点検管理データベースへ登録するというもの。加えてSIは、これら情報の検索・履歴管理機能も兼ね備えている。
NEXCO西日本によれば、インドネシアの公共事業省有料道路庁(BPJT)の性能規定が求める補修時間のリミットは24時間以内。今回のSIはこれに対応したものとなっており、さらには点検から損傷評価、補修履歴までの一貫したデータ管理、経営管理への活用が可能であるとのこと。
またこれとあわせて、SIは将来における拡張性を兼ね備えつつも、運用の簡素化やコスト削減につながる技術であるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NEXCO西日本 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000016810.html