ハワイ州で大規模太陽光発電所を完工
ユーラスエナジーホールディングスは、1月25日、米国ハワイ州で建設を進めていた大規模太陽光発電所が完成し、1月14日より営業運転をスタートしたことを発表した。
現在、同州政府は、再生可能エネルギーの導入を積極的に推進中。州内における再生可能エネルギーの比率を、2020年までに30%、2040年までに70%、さらに2045年までに100%とする目標を掲げているという。
新発電所の概要
新発電所は、ハワイ州最大の太陽光発電所で、オアフ島の西に位置するWaianae(ワイアナエ)地区に設置された。総出力は2万7,600kWを有し、発電した電力は、同州の大手電力会社であるHawaiian Electric Companyに、22年間にわたって販売していく計画だ。
また、このプロジェクトでは、米国の再生可能エネルギー支援策の1つである投資税額控除(ITC)を利用。同社の親会社である豊田通商の米国法人が、タックスインベスターとして参加している。
ハワイ州で事業を積極展開
今回、営業運転を開始した太陽光発電所は、同社にとって米国で2件目のプロジェクトとなった。
なお、同社ではハワイ州政府の再生可能エネルギーに対する意欲的な目標、ならびに同州における事業環境を背景に、今後もこの地域にて再生可能エネルギー事業の拡大に取り組む方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ユーラスエナジーホールディングス プレスリリース
http://www.eurus-energy.com/press/index.php?id=259