誰もが快適に目的地まで移動できるシステム
清水建設、日本アイ・ビー・エム及び三井不動産は2月8日から28日までの3週間、東京・日本橋室町エリアにて最新技術を用いた屋内外音声ナビゲーション・システムの実証実験を行う。
国土交通省が提唱するバリアフリー・ストレスフリー社会の実現に向け、街を訪れた人に店舗や施設への道順を案内するシステムの有効性を検証するもの。
スマホアプリで対話形式にて目的地を設定
高精度な屋内外音声ナビゲーション・システムと、大量のデータから洞察を導き出し意思決定を支援するシステムである「コグニティブ技術」を活用したもの。
車いす利用者や視覚障がい者を含む来街者を日本語または英語にて、それぞれに適した方法で目的地まで誘導することを目指す。
スマートフォンのアプリから、対話形式で目的地を設定する。例えば、
利用者 「3歳の子供を連れてケーキを食べに行きたいんですけど」
アプリ 「○○にご案内しますか? コレドさんのおすすめです」
利用者 「どんなお店ですか?」
アプリ 「○○の魅力は愛され続けるチョコレートケーキです。○○にご案内しますか?」
(プレスリリースより)
アプリ 「○○にご案内しますか? コレドさんのおすすめです」
利用者 「どんなお店ですか?」
アプリ 「○○の魅力は愛され続けるチョコレートケーキです。○○にご案内しますか?」
(プレスリリースより)
といった対話が展開される。
目的地が決まると音声と地図による誘導を開始し、それぞれが快適に移動できるよう必要な情報を音声でリアルタイムに知らせる。
視覚障がい者に対しては歩行速度に合わせ、「9メートル進み、正面のエレベーターを使って3階へ上がる」など、きめ細かな情報が提供される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
清水建設株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、三井不動産株式会社のプレスリリース
https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2017/2016046.html