大成建設、遠隔地から重機を操縦する映像システムを開発

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大成建設、遠隔地から重機を操縦する映像システムを開発

2017年01月24日 20:00

まるで重機に乗っている感覚で操縦可能

大成建設は1月23日、遠隔映像システム「T-iROBO Remote Viewer」を開発したと発表した。

このシステムはヘッドマウントディスプレイ用いて、遠隔地から安全かつ効率的に作業が行える臨場型の映像システムで、実際に乗車しているのと同じ感覚で重機が操縦できるのが特徴だ。

災害現場のほか土木・建設工事にも適用

災害現場や高放射線状況下での復旧工事では、安全が確認されるまで人員は立ち入り禁止となる。

このような状況下での復旧工事はこれまで、操縦者が重機に取り付けたカメラや、作業現場で重機が俯瞰できる位置に設置したカメラによって撮影された映像を、複数のモニターに表示させて重機を操縦してきた。

しかしこの方法では作業効率が悪い上に、作業現場全体を俯瞰する位置にカメラを設置すること自体が困難という課題があった。

今回開発された映像システムはこのような課題を解決するためのもので今回、実証試験が行われ、有効性が検証された。

大成建設では今後、災害復旧工事にとどまらず、遠隔からの作業が必要な建築・土木工事などにもこのシステムを適用し、普及させていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

大成建設株式会社のプレスリリース
http://www.taisei.co.jp/

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