株式会社アドバンスト・メディアとキャリアリンク株式会社は20日、建設分野を対象とした、音声認識技術の活用による新たなBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業の創出に関し、戦略的協業契約を締結したと発表した。
音声認識技術を活用した、ユーザーフレンドリーなITソリューション開発の提供に強みをもつアドバンスト・メディアと、BPO関連事業の各種ノウハウ・ネットワークに定評のあるキャリアリンクが協業することで、各建設業者における経営課題の解決につながる新サービスの創出を目指す。
昨今、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えた競技施設の建設・インフラ整備などもあり、国内では当面堅調な建設需要が維持されると見込まれている。
一方、これを支えるのに必要な人手は慢性的な不足状況にあるとされ、アドバンスト・メディアによれば業務効率化・生産性向上を念頭においたITソリューションの活用、ならびにアウトソーシングのニーズは今後大きく増大していくことが考えられるという。
今回2社ではこうした建設分野の状況、ならびに同分野におけるBPO需要の高まりをふまえた上で、新たなサービスの創造・提供に着手する。
その第一弾として予定されているのが、マンションや戸建て住宅に関し、内装検査を行う建築検査業務を受託するサービス。
サービスにおいては、音声認識を活用したボイス検査ソリューション「AmiVoice スーパーインスペクター(建築仕上げ検査用)」を活用し、これまで不可能とされていたレベルでの検査効率を実現したい考えだ。
(画像は株式会社アドバンスト・メディアWebページより)
▼外部リンク
株式会社アドバンスト・メディア ニュース
https://www.advanced-media.co.jp/newsrelease/8398