江戸川木材工業と日立オートモティブシステムズは1月20日、戸建住宅・制震リフォーム用の「柱取付型オイルダンパー制震装置」を共同開発したと発表した。
近年需要が高まる木造戸建て住宅向けの制震装置で、低コストで短期間の制震リフォームを実現した。
柱に取り付けるだけで優れた制震性能を発揮
新たな開発された「柱取付型オイルダンパー制震装置」は、建物に装置を固定する取付金具に工夫をこらし、従来の梁と土台に取り付ける水平取付構造ではなく、柱に取り付けるだけで設置できるのが特徴だ。
柱と柱の間に取り付けるため、工程が簡略されて工期日数の短縮や費用縮減が可能となる。
制振装置日立オートモティブシステムズの自動車や鉄道車両向けのオイルダンパー技術が応用されており、優れた耐久性を誇る。繰り返し発生する地震にも強く、小さな揺れから大きな揺れまでをしっかりと吸収し、建物への振動負担を軽減する。
江戸川木材工業と日立オートモティブシステムズでは、1998年から戸建住宅用制震装置を共同開発し販売しているが、今後も
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
江戸川木材工業株式会社、日立オートモティブシステムズ株式会社のプレスリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/01/0120.html