三井ホーム、木造住宅高遮音床仕様「Mute50」を新開発

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三井ホーム、木造住宅高遮音床仕様「Mute50」を新開発

2017年01月20日 18:00

木造住宅の高遮音床仕様を開発

三井ホーム株式会社は1月19日、木造住宅高遮音床仕様「Mute50(ミュート50)」を開発し、賃貸住宅標準仕様として採用する、と発表した。

「L-50」の床遮音性能を実現

集合住宅におけるトラブルやクレームには、音環境に関係する内容が多く、特に上下階等からの騒音に関する入居者の不満は高い。

株式会社リクルート住まいカンパニーの2016年5,6月賃貸検討者調査によれば、「上下階や左右の部屋の音、子供の足音が気になる」が46.1%で不満の第1位になっている。したがって、住宅の遮音性を高めることは、入居者の満足度を高めることにつながる。

三井ホームが開発した「Mute50」は、制振ゴムとスプリングを組み合わせた三井ホーム独自の遮音部材「制振パッド」を採用。木造でありながら、スラブ厚270mm相当のRC造マンションに匹敵する遮音性能を実現した。

一般的な鉄骨住宅の床遮音仕様(ALC厚100mm相当)と比べ、床衝撃音を約3分の1に軽減。L値は、重量衝撃音(LH)が小さく聞こえる、軽量衝撃音(LL)が聞こえるレベルの「L-50」の床遮音性能を実現した。

制振パッドは、高い衝撃吸収性能と快適な歩行感を実現し、高齢者施設や文教施設などへも幅広く活用することができる。

「Mute50」を賃貸住宅に標準採用

三井ホームは、「Mute50」をメゾネット型を除く全賃貸住宅に標準採用し、音環境を大幅に改善し高い居住性能を実現した木造賃貸住宅を提供する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

三井ホーム株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2017/20170119.pdf

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