三菱重工業、世界最大出力の洋上風力発電設備を56基受注

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三菱重工業、世界最大出力の洋上風力発電設備を56基受注

2017年01月19日 20:00

ドイツの洋上風力発電プロジェクトに参入

三菱重工業は、1月17日、MHI Vestas Offshore Wind A/S(以下、MHIヴェスタス)が、ボークム・リフグルンド2洋上風力発電プロジェクト(Borkum Riffgrund 2 Project)向けに、世界最大出力を誇る洋上風力発電設備V164-8.0MWを、56基受注したことを発表した。

MHIヴェスタスは、三菱重工業とデンマークのヴェスタス社(Vestas Wind Systems A/S)の洋上風力発電設備合弁会社。このプロジェクト受注は、MHIヴェスタス設立後、最も大きな規模となった。

プロジェクトの概要

このプロジェクトは、ドイツの北海岸から北西約57キロメートルの北海洋上で進められているもので、世界有数の風力発電事業者であるDONG Energyが、出力45万kW級のドイツ最大洋上ウィンドファームを建設するものである。

同社が受注した洋上風力発電設備V164-8.0MWについては、パワーモード(MVOW MAX Performance(TM))を用い、定格8,000kWのところ、最大8,300kWの発電出力を引き出す計画であり、発電後はドイツ国内の46万世帯に電力を賄うことになるという。

なお、設備の据え付け開始は2019年の予定で、5年間の保守サービスも行う計画だ。

3件目の受注

DONG Energyから洋上風力発電設備V164-8.0MWを受注するのは今回で3件目となり、受注した設備の総発電出力は100万kWを超えた。

三菱重工業は、これら洋上風力発電プロジェクトの受注を通じ、今後も世界の環境負荷低減に貢献していく考えである。

(画像は三菱重工業のホームページより)

▼外部リンク

 

三菱重工業 プレスリリース
https://www.mhi.co.jp/news/story/170117.html

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