エー・エス・ディは13日、現場における点検報告作業を簡易化するソリューション「点検録」を、パシフィコ横浜で開催される「テクニカルショウヨコハマ2017」に出展することを発表した。
テクニカルショウヨコハマは、神奈川県下最大級の工業技術・製品に関する総合見本市として、県内産業の発展と経済の活性化に貢献してきた歴史を持つ展示会であり、今回が38回目の開催となる。
エー・エス・ディの点検録は、前回の点検状況を確認しながら再点検や補修工事を実施できるようにするソリューションであり、おもに建設現場や消防などの法定点検業務、安全点検業務での活用を想定したもの。
点検録の導入によっては、点検報告書式の電子化を介して膨大な点検報告書式を持ち運ぶ手間が解消されるとともに、点検のトレーサビリティが確保されることで、点検や検査における作業の効率化をはかることが可能だ。
また、同社が同じく手掛ける施工情報管理システム「目視録」における施工管理との連携も可能で、効率の良い現場管理へも貢献するソリューションとなっている。
こうした特色を持つ点検録は昨年、平成28年度における横浜市中小企業新技術・新製品開発促進事業(SBIR)の行政課題解決型に認定された。
同社によれば、点検録はタブレット上でも紙に記述するのと同じ感覚で点検報告書式に記入することを可能としており、同時にこれをクラウド上に保管・共有できる点が注目を集めているという。
今回のテクニカルショウヨコハマ2017における同社の出展は、このSBIRで認定をうけたことに由来するものだ。テクニカルショウヨコハマ2017は2月1日(水)~3日(金)の10:00~17:00、パシフィコ横浜展示ホールC・Dにて開催。エー・エス・ディはこのなかの「横浜ものづくりゾーン」に出展する。
(画像はプレスリリースより)
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エー・エス・ディ プレスリリース(ドリームニュース)
http://www.dreamnews.jp/press/0000145625/