顧客密着型の運営が高評価
千代田化工建設は、1月11日、マレーシアのDialog Plant Services Sdn. Bhd.向けに、エチレン、プロピレンタンクターミナル施設の設計・調達・建設・試運転(EPCC)業務を受注したことを発表した。
同社は、東南アジアにて事業を広く展開。今回の受注は、同地域におけるグループ会社の実績と信頼性が高く評価されたものと位置付けられている。
プロジェクトの概要
今回、同社が受注したプロジェクトは、マレーシアにてPT2SB事業体が開発するPengerang Deepwater Terminal, Phase 2Project の一部。
マレーシア ジョホール州ペンゲランに、PETRONAS Pengerang Integrated Complexへ供給される原料および石油・石油化学製品の貯蔵・払い出しタンクターミナル施設を新設するもので、千代田マレーシア、千代田シンガポール、千代田フィリピン、そして同社により遂行される。
なお、完成時期は2019年を目指す計画だ。
アジア地域にて事業を拡大
同社にとって今回のプロジェクト遂行は、アジアグループとしての一体運営を具現化したモデルケース。
今後も同社は、アジアを最重要地域の一つとし、マレーシアのみならず、東南アジア各国にてプロジェクトの受注拡大に取り組む方針である。
(画像は千代田化工建設のホームページより)
▼外部リンク
千代田化工建設 プレスリリース
https://www.chiyodacorp.com/media/file/pressrelease/2017/170111_2.pdf