缶コーヒー飲料を製造する工場へ供給
国際石油開発帝石(以下、同社)は、1月4日、新潟県上越市に建設した直江津LNG基地から、アサヒ飲料 北陸工場へ、LNG気化ガスなどの天然ガスの供給を開始したことを明らかにした。
LPGからLNGへ転換して二酸化炭素排出を抑制
アサヒ飲料 北陸工場は、新潟県糸魚川市と富山県富山市を結ぶ天然ガス輸送パイプライン(以下、富山ライン)の入善バルブステーション(富山県下新川郡入善町)から約400メートルの場所に位置する。
主に缶コーヒー飲料「ワンダ」を製造する工場で、同社にとって「富山ライン」沿線における3件目の天然ガスの供給先となった。
なお、同工場ではこれまで液化石油ガス(LPG)を使用。しかし、今回の「富山ライン」による天然ガスの供給開始によって、二酸化炭素排出量を年間約14%削減できるようになったという。
天然ガスを普及促進
同社にとって「ガスサプライチェーンの強化」は成長目標の一つと位置付けられている。
今後も、地球環境保全や地域経済の発展に貢献するべく、天然ガスのさらなる普及促進に向け、積極的に取り組む方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国際石油開発帝石 プレスリリース
http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2017/20170104.pdf