大成建設、自律型清掃ロボット「T-iROBO Cleaner」を開発

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大成建設、自律型清掃ロボット「T-iROBO Cleaner」を開発

2016年12月29日 14:00

清掃作業はロボットにお任せ

大成建設は12月28日、建築現場で自動清掃する自律型清掃ロボット「T-iROBO Cleaner」を開発したと発表した。清掃ロボットを活用し、清掃作業に携わる人員を削減するのが目的だ。

建築現場では床に落ちた釘やビス、施工に伴う粉じんを取り除くために、これまでは吸引力の強い業務用掃除機を使って作業員が清掃を行っていた。

更に清掃は、安全・安心かつ快適な作業環境を保つためにも欠かせない作業でもある。しかし一般的な清掃場所は広範囲に及ぶことが多く、作業員の負荷が増大するとともに清掃状況も作業員によってばらつきが生じるなどの課題があった。

より多くの建設現場に導入する方針

このような背景に加え、建設業界では人員不足が深刻化しており、今後も作業労働者数の減少が予想されている。このためICTを活用した省人化・省力化が進められているところだ。

大成建設はこれらの課題を解決するために、無人で清掃作業が行える自律型清掃ロボット「T-iROBO Cleaner」を開発し、建築現場に導入した。夜間や施工を行っていない場所に適用し、清掃作業の省人化を図る。

また今後は、機能や使いやすさなどを更に向上させ、より多くの建設現場に導入していく予定だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

大成建設株式会社のプレスリリース
http://www.taisei.co.jp/

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