全社的にBIMを活用
竹中工務店は、12月28日、BIM(Building Information Modeling)活用の全社的推進・展開に向け、「BIM推進室」を2017年1月1日付けにて設置することを明らかにした。
生産性の向上へ
今回の取り組みは、2014年1月1日から同社が運用している「グループCSRビジョン」に基づいたもの。
これまでも、同社は設計・生産段階にて、BIMの活用やBIM関連の人材育成をはじめとする基盤整備等を進めてきたが、「新たな価値を創る」をキーワードに推進する「2025年のグループ成長戦略」の実現に向け、更なる生産性の向上を目指したいとしている。
素早い顧客対応を
近年、コンピュータ上に作成した3次元の建物モデルをベースに、仕上げ、コスト、管理情報などのデータを追加したものを、設計から施工、維持管理までのあらゆる工程で活用するBIMに注目が集まっており、建設業界において普及が広がっているという。
社会環境や顧客ニーズが変化していく中で、付加価値やサービスの向上および、設計施工プロセスを根本的に変革するBIMを活用することにより、同社は今後も、時代の先端をいく専門知識・技術の動向を的確に捉え、迅速な顧客対応につなげたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
竹中工務店 プレスリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/2016/12/04/index.html