東京電力フュエル&パワー、横浜火力発電所7号系列第4軸の工事を完了

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東京電力フュエル&パワー、横浜火力発電所7号系列第4軸の工事を完了

2016年12月27日 02:00

第4軸が高効率に

東京電力フュエル&パワーは、12月26日、横浜火力発電所7号系列第4軸のガスタービン等の取り替え工事が完了し、12月25日より営業運転を再開したことを明らかにした。

横浜火力発電所7号系列の概要

横浜火力発電所7号系列は、4軸で構成。発電システムには、1300度級コンバインドサイクル発電(ACC)を、燃料にはLNGを採用し、1998年1月より全ての運転を開始していた。

しかし、同社では、発電効率の向上および増出力を目的とし、ガスタービンおよび高中圧蒸気タービンの取り替え工事を順次スタート。2015年7月には第2軸を、2016年7月には、第1軸の工事をそれぞれ完了させた。

なお、今回の第4軸における工事により、発電効率は54.1%から55.8%へ向上し、定格出力も35.0万kWから37.7万kWへ増加。また、年間の燃料費は約8億円、CO2排出量は約3万トン削減できる見込みになったという。

福島復興の原資を創出

現在、同社では、7号系列第3軸、8号系列第1軸、第2軸についての工事を進めており、完工は2018年1月の予定だ。

なお、同社は今後も引き続き、燃料費の抑制と電力の安定化に努めるとともに、福島の復興に向け、最善を尽くす方針である。

(画像は東京電力フュエル&パワーのホームページより)

▼外部リンク

 

東京電力フュエル&パワー プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/

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