ソーラー発電所を新設
日揮は、12月21日、軽米東ソーラー発電所建設プロジェクトに係わる設計、機材調達、建設工事(EPC)役務を受注したことを発表した。
同社はこれまで、複数のソーラー発電所のEPCを手掛けるとともに、2件の発電事業を運営。これらのプロジェクト遂行力が高く評価され、今回のソーラー発電所建設プロジェクト受注につながったものと位置付けている。
受注概要
このプロジェクトは、レノバが開発をけん引。事業主体である合同会社軽米東ソーラー社が、岩手県九戸郡軽米町大字山内地内に位置する約300ヘクタールの山林等を活用し、ソーラー発電所の建設を新設するものである。
出力は、一般家庭の約2万5,000世帯の年間使用電力量に相当する約80.8MW。2019年11月末の完成を目指す計画だ。
なお、契約形態はランプサム契約。受注金額は、非公表としている。
持続可能な社会を実現
日揮は、オイルやガス分野のプロジェクトを得意としているが、新中期経営計画では、事業領域の拡大として、エネルギーインフラや社会インフラにも力を注ぐ方針を打ち出している。
国内外で地球温暖化対策が求められる中、同社は今後も世界の再生可能エネルギー発電事業や建設工事に積極的に取り組み、環境負荷低減社会の実現を目指す考えだ。
(画像は日揮のホームページより)
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